2011年のちょっとの間、愛媛県は松山に転勤になった。
その時にぶらぶらと散策してきた小ネタを晒します。
松山と言えば夏目漱石が『坊っちゃん』
その中にでてくるマッチ箱のような汽車。
伊予鉄道では坊っちゃん列車を復元して運行しているが
動力はディーゼル機関で、煙突からでる煙もダミーのなんちゃってモノである。
街中で排煙まき散らされるのも困るし、
雰囲気を味わうには充分すぎるのでこれはこれでいいのだけれど。。。
なんとこの梅津寺公園には本物の1号車が展示されているのだ！！
静態保存だし、車内に入ることもできない。
しかも入園料50円とられる(笑)
※当時の価格
梅津寺公園の名前の通り、春には梅が咲き誇り人で賑わうらしい･･･
が、今はもうじき冬が到来する11月。
四季を通じて楽しむことができると謳ってはいるが
中途半端な時期に咲き誇っている花はない･･･
梅津寺公園内ではないが
ＮＨＫでドラマにもなった『坂の上の雲』の
主人公の秋山兄弟の像が近くにある。
梅津寺公園の最寄り駅、梅津寺駅は実はちょっと有名。
名ドラマ、東京ラブストーリーの中で
赤名リカがハンカチを結びつけた駅なのだ！ <Wikipedia>
愛媛県は主人公カンチの故郷なので
他にもロケ地になったところはありますが
松山市内にはここ以外ありません。
詳しくは東京ラブストーリー ロケ地ガイド<他サイト>をご参照ください。
ドラマ放映は1991年、
20年も経っているのにいまだにハンカチが結ばれているのが
このドラマが名作だった証ということかな？
郊外線の高浜線と市内線の乗り換え駅古町駅。
特に何も無いけどせっかく写真を撮ったので･･･
三津浜港汽船乗り場。
正岡子規や夏目漱石が降り立った場所らしい。
ということは坊っちゃんが降り立った港ということだろう。
えっ！？
当時と場所違うの！？？？？？
正式名称は松山市道高浜2号線･･･らしい。
運賃は無料。目と鼻の先へ渡す船なんですが
歩いて向こう岸に渡ろうと思うとえらい迂回しなければいけないので
今でも残っているということは需要があるってことなんだろう。
自分は観ていないのですが
松山を舞台とした映画「がんばっていきまっしょい」で出てきたらしい。
田中麗奈主演のやつ。 <Wikipedia>
道後温泉。
松山といえばやっぱり松山城と道後温泉。
この道後温泉本館は温泉に入ることもできますが
温泉を楽しむ所ではなく建物や休憩室を楽しむところ。
本館は湯船がそんなに広くはないし古臭い。
「坊っちゃん泳ぐべからず」なんて書いてあっておもしろいのですが
純粋に温泉を楽しみたいだけなら
近くのホテルや地元住民が行く少し値段が安い椿の湯へ行きましょう。
ちなみに土産物屋とかお店とかは
坊っちゃんやらマドンナを多用していますが
生粋の松山人は「坊っちゃん」が大嫌いらしいです。
これでもかって言うぐらい作中でこき下ろしてますもんね･･･
４ヶ月ほどの短い間でしたけど住んでみて感じたのは
松山人はとても排他的ってこと。
観光客相手にはすごいニコニコして親切なんですが
転勤で来たって話すると露骨にサービス悪くなったり(泣)
セキュリティとかの関係で
客先に常駐して働くんですけど
客先にかなり嫌がらせされました。。。
松山城。
松山駅から歩いて行けない距離ではないが
ロープウェイもある正式な入り口は駅とは逆の位置にあり
駅からの最寄りの入り口は
あまり整備されていない裏口という観光客に優しくない仕様。
とにかく山の上にあるので疲れるお城。
松山は松山城と道後温泉が有名ですがほかにも
坂の上の雲ミュージアム、萬翠荘、秋山兄弟生誕地とかもある。
まあ、ぶっちゃけたいしたことがない。
他にも三頭火の一草庵とか細々したものもありますが
わざわざ行くほどでもないかな～ってレベル。
何度もいいますが、
観光で行く分には松山は良いところだと思いますよ？
あと1人で生活する分には小さな街で選択肢は少ないが
歩いて行ける範囲でお店とかが完結するので生活は楽だと思う。
松山総合公園(坊っちゃん夢ランド)。
松山市内から松山駅方面の山の上を見ると、
西洋風な建物が見える。ちょうど松山城と対比的になって面白い。
で、なんなのかと思って行ってみると公園の展望台だった。
展望台からの眺めはかなり良い。
･･･つまりは山の上ってことですけど。
まあ、観光で訪れる場所ではないかな？
子供が遊ぶところですね。
他にも椿園とか桜とかあって花が咲く頃にはよさそう。
松山観光は道後温泉本館の外観見て
あとは高知にでも急いだ方が良いと思いますけどね・・・
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